30代に差し掛かり、この先の人生を共に歩めるジュエリー=一生ものジュエリーの購入を検討しているアラサーに贈りたい、一生ものジュエリーの選び方のヒントシリーズ。
【前編】では、各ブランドのアイコンジュエリーについて、そしてアイテムによってのメリットとデメリットなどという、ジュエリーについての一般的なことを書きました。まだお読みでない方はぜひこちらから!
今回の【後編】では、よりパーソナルな方向から一生ものジュエリー選びを考えていきたいと思います。
自分にとって魅力的なカラーを知る
大事なのはパーソナルカラーではない
いわゆるパーソナルカラー的に、ゴールドカラーとシルバーカラーのどちらが似合うか、というお話はとてもよくありますが、、これはそういうお話ではありません。何より、自分の好みで選ぶべき!という考え方を私は全力で推しています。
多ければ毎日のようにつけるかもしれない一生ものジュエリーは、つけているうちにそのジュエリーやそのカラーが自分のイメージとなっていくのです!それはもうゴールドとシルバーをミックスしたって、色石を追加したって大丈夫。いろんな要素が混ざっていても、きっとそれがまたいい味を出してくれるはずだと思っています。
決められないのならここを見てみて!
それでも、どちらも似合ってどちらも好みで決められない!という方は、お持ちのバッグやベルト、シューズなどを見てみてください。
金具が使われていることの多いこれらのアイテムですが、お持ちのものの金具のカラーは、シルバーとゴールド、どちらが多いでしょうか。無意識の好みで選んでいることも多いこれらの金具も、ひとつのヒントになります。参考にしてみても良いかもしれません。
存在感のあるサイズや個性的なデザインをどう捉える?
同じデザインで2つのサイズ。どっちを選ぶ?
結論:大きい方を選んでみて。
「華奢なジュエリーが可愛くつけられるのは若いとき。歳をとると物足りなくなるもの。」
これは多くのジュエリー賢者さんたちを始め、人生の先輩たちが言っていることでもあります。
私もその通りかと思っています。ダイヤやモチーフのサイズで迷ったら大きい方を。チェーンの太さで迷ったら太い方を。リングの太さで迷ったら太い方を!
細いものや小さなものをつけてはいけないなんてことはもちろんありません!でもそんなときは、重厚感のあるジュエリーの重ね付けがおすすめ。華奢なジュエリーに重厚感のあるジュエリーを合わせると、ますます奥行きが出る気がしています。
でも、ネックレスのチェーンの長さは、お好みで。この場合の長さの違いは、コーディネートに大きく左右されます。いちばん使いやすく、使うシーンが多いのはやはり40cmかと思います。
気になるものが、派手なデザイン。長く飽きずに使えるか心配。
結論:大胆なデザインでも臆せずに!
ジュエリーって、トータルコーディネートに占める割合で考えたら結構少ないもの(そのくらい小さいのに、服やバッグよりも価格が格段に高いことが多い事実には臆するけれど、、)。だから、単体で見ると派手なデザインでも、トータルコーディネートのひとつになれば、そこまで派手さを感じたり浮いたりすることってないと思っています。
今気になるものを選んでたぶん間違いない!
30代。自分の決断に間違いはないと自信を持ちたい!
「一生もの=長く使う」ということを考えると、飽きるんじゃないかな、数年後には好みが変わっているかも、という不安を持つ方も多いはず。その気持ち、とーってもよくわかります。
20歳から30歳の10年間って、ライフステージが大きく変わることが特に多い年代なのではないかと思っています。それに伴い、洋服など身につけるものも変化する可能性が高く、20代前半の自分が好きだったもの、身につけていたものを、今はもう身につけられない、ということも多いかもしれません。
30代以降になると、世の中の流行り廃りはあれど、自分の気持ちとしての好みがガラッと変化することは、20代前半の頃と比べるとだいぶ減ってきて、自分に似合うものも昔よりわかってきたり、スタイルがある程度確立されてくるんじゃないかと思っています(筆者の私、いろんなジャンルを通過してきたファッションオタク30代前半、20代後半以降の自分のスタイルは今も大きくは変わりません)。
30代になった自分の決断に、自分で自信を持ってあげましょう!
それでも不安な方は、instagramなどで、ジュエリーを身につけている人をぜひ検索してみて!ブランドのアイコンジュエリーは、そのブランドを代表する「顔」であるからこそ、幅広い年代の方から愛されています。アラサーの私たちの10年後の40代、もしくは20年後の50代の多くの方々も素敵に身につけている様子がきっとたくさん見つけられるはず!10年後に着けなくなってしまうんじゃないか、という不安も少しは和らぎましたか?
それでも身につけなくなったなら、手放して新しいものを!
ここまで色々と書いてきましたが、それでも好みが変わることだって全然あり得ます。だって人間だもの!
それならば潔く手放すことも方法のひとつ!名品ジュエリーならば、いつの時代も変わらず愛されているはず。つまり、譲ったり、買い取ってもらったりすることが可能です。買い取ってもらった場合は、その資金で次の相棒を見つけてもいいかもしれません。
悩めるアラサーのヒントになりますように。
多くの時間を共にする一生ものジュエリー。つけている時間が長ければ長いほど、そのジュエリーがその人のイメージにもなっていきます。この記事が、少しでも悩めるアラサーの皆様のヒントになっていれば嬉しいです。
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