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YUKI
本業は音楽関係、そして超ファッションオタク。
自らの実体験によるファッションのあれこれや、近頃のファッション事情、音楽と旅にまつわるファッションのあれこれなど。思うままに放出中。

YUKI
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自らの実体験によるファッションのあれこれや、近頃のファッション事情、音楽と旅にまつわるファッションのあれこれなど。思うままに放出中。

また小さいバッグを買ってしまった、あのコロンとした形が忘れられなくて、、、
JIL SANDERのNEW名品、カンノーロバッグ。

洗練されたミニマリズムの象徴といったイメージのジルサンダー。上質な素材を使い、精密に仕立てられているけれど、余計なものを削ぎ落としたデザイン。派手なトレンドとは距離を置き、まさに“知的で控えめな贅沢”を楽しめるブランド。ジェンダーレスであることも好きなポイント。
丸いコロンとした形、ツヤっとしている質感。アートと日常の間にあるデザインは全てが愛らしくて、愛でていたい。
そんなジルサンダーのカンノーロが私の元へやってきた。
サイズ展開のあるバッグ、私はスモールサイズを購入しました。

いつも持ち歩いている荷物の量がものすごく少ないわけではないので、ミニサイズは到底無理と判断(そもそも今は店頭でミニサイズは扱っていないよう)。
だけどグランデにはゴールド金具のものがなかったことと・横幅が34cmあり、30cm定規よりも長いって結構長くない?!と思ったことなどもあり、スモールサイズを選ぶことに。
そんなに入らない!そもそも「意外と」とつくのは、本当にこの見た目的に荷物が入らなさそうだからなのか(笑)でもね、その通り、入りません、そんなに(笑)
大事なのは縦の高さ。
このバッグの縦の長さ、たったの10センチしかないのです。いや、公式サイトでは10センチになっているけど、実際内寸を測ったら10センチもありません。

つまり、高さが10センチを超えるものは入らない。たとえばポーチとか、本とか、大きめのお財布とか。
そんなことはわかっていたんです。でもそれくらい、この高さ問題をクリアできるポーチを持っていなかった。そうしてまたミニバッグが持てる女になるために、荷物を減らそう作戦を考えるのでした。
私がこのバッグの購入を検討した最大の理由はこれでした。フォーマルに寄りすぎていたり、カジュアルに寄りすぎていると使えるシーンが限られてしまう。
でもこれなら、結婚式やパーティーなどのフォーマルスタイルにも、ジーンズに合わせたカジュアルスタイルにも、どちらに持ってもシックでミニマルにコーデをまとめてくれる。


ハイブランドのバッグって、そもそもハイブランドなだけ、どんな格好にも合わせやすいことは当たり前ではああると思うのですが、ハズしになるのとは少し違う。
どっちで持ってもハズしにならない、そのスタイルにしっくり収まってくれる振り幅の広いカンノーロ。好きです。
そんな振り幅の広いカンノーロ、さらにはスニーカーと合わせられることが個人的によいポイント。
スニーカーを全く履かなかった私が
\スニーカーを買ってみた話はこちら/

スニーカーと合わせても、バッグがカンノーロだとカジュアル感が強くなりすぎずなんだかクラス感が出るんですよね。そもそもカジュアルすぎる格好をしない私が頑張ってスニーカーを履いているから、そんな時にクラス感をアップさせてくれるバッグは大活躍です。

このバッグの購入を検討されている方は、この理由を考える方も多いのではないでしょうか。
遠くから見たら見えないくらい小さく、そして持つとバッグの重心の関係で隠れてしまいそうな位置にさりげなく小さくプリントされているジルサンダーの文字。メタルのロゴモチーフでもなく、ただのプリント。使い込んでるうちに擦れて消えてしまいそう。。

いや、この形がもうジルサンダーでしょ!
確かにそれもそう。でもそれも、わかる人にだけわかればいいのです。
たとえば一目見たらきっと誰しもがわかるだろうシャネルの金ピカココマークなどと比べたら、このバッグを見てひとめでジルサンダーとわかる方はそこまで多くないはず。
だから他のどんなブランドものとぶつかることもなく、ひとりデパートになることもなく、すんなりそこに馴染んでくれる気がしています。
このバッグの特徴のひとつ、大量にある長さ調整の穴。いちばん端の穴なんて使うことはまずないのでしょうが、これだけたくさん穴があれば、どんな身長、体型の人にも合わないことがない。使う人にとことん寄り添ってくれるのに、余計な無駄はないのが好き。

まずは内側から数えて6つ目の穴を使用。かなり短いワンハンドルバッグのように。服によっては肩にかけるのは難しいかも。

これも短めワンハンドルバッグの印象。肩掛けするのにちょうどよい。斜めがけは難しそう。

斜めがけができるように。ボディバッグのようにコンパクトに持てるし、肩掛けしても長すぎない。
確かデザイナー自身がこの長さをおすすめしていたような気がしますが、使いやすい長さだと思います。

今回試したいちばん長い状態。この長さなら、少し厚手のコートを着ていても斜めがけできる。
カンノーロバッグには、ひとめでわかる派手さはそこまでありません。煌びやかなブランドバッグも多い中で、潔いシンプルさを選ぶことは、もはや今の時代の贅沢なのでは。。
あまり物が入らないというデメリットこそありますが、それも理解した上で、自分のスタイルと使用シーンに合えば、年齢も性別もファッションの系統も問わず、長く寄り添ってくれるタイムレスなバッグとして活躍してくれるはず。
コーディネートを静かに格上げしてくれるジルサンダーのカンノーロ。
購入を悩んでいるみなさまの決め手となれば幸いです。
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